続　告知

告知について、また書かせてもらいます。


よく言う言葉に、強い人は告知されても耐えられると言いますが本当にそうですか

では強い人とはどういう人ですか、告知されてもうろたえない人ですか

でもそんな人っているのですかね、人前ではしっかりしていても本当はひとりで

苦しんでいたり、わりと早くに受け入れてしまったり。


そこでいつまでも人の前で泣き言を言っている人を弱い人と言ってしまっては

その人はますます救われませんよ。


どのような人にでも告知をされた人には同じように接していかなければ救われないような

気がします。

あなたは強い人だなんて言われたらその人は二度と愚痴や泣き言を言えなくなって

しまいます、それがその人を余計に苦しめる。


いま医療の世界では、癌患者や家族のために精神腫瘍科とか悲しみ外来とかいう名称で

心のケアをしてくれる所が出てきました、まだまだその存在は知られていませんが

どこの病院でもそのような対応をしていただければ救われる人はずいぶん増えてくると

思いますがいかがなものなのでしょうか。

話によると心療内科の先生が愚痴や泣き言をとことん聞いてくれて、患者や家族の

気持ちをずいぶん楽にしてくれるらしいです。

もちろん大切な人を亡くして後でも相談に乗ってくれるみたいです。