Quantcast
Channel: 家族が語る闘病記
Browsing latest articles
Browse All 30 View Live

温泉

子供たちが夏休みに入ったら、速攻で遊びに連れて行ってやろうとして計画を立てて いました。ところが息子が終業式の日に熱を出して、どうなることかと思っていたの ですが、なんとか熱も下がり予定どおりに行ってきました。 去年は本当にどこへも連れて行ってやらずに、かわいそうな思いをさせてしまって いたので、今年にかける意気込みはすごいものがあり。バラエティーのとんだ旅行に...

View Article


父の死

今からちょうど6年前の夏でした。家のすぐ近くの病院にかかっていた父はその病院で 肺がんを発見してもらいました。 とりあえず父には伏せておいて、私が病院へ呼び出されました。先生が私に向って おそらく肺がんに間違いない、もう一回精密検査をしてみるけれどその前にどうするかを 家族で考えておいてくれというのです。 先生の話だと肺がんにも何種類かあって、その癌に合わせた治療法があるというのです...

View Article


告知

前回書いたように父には癌の告知はしませんでした、父は自分が何の病気か知らずに 亡くなりました。でも医者を信頼していたし何の問題もなく素晴らしい最期を送れました 弟はすべてを知らされ、死の恐怖と闘いその後は再発との恐怖と闘いました。胃がん でしたから手術ですべてを取り、あと再発するかは神のみぞ知るを医者に言われ一人 悶々と苦しんだそうです。確かに医者もそれしか言いようがなかったのかもしれません。...

View Article

続 告知

告知について、また書かせてもらいます。 よく言う言葉に、強い人は告知されても耐えられると言いますが本当にそうですか では強い人とはどういう人ですか、告知されてもうろたえない人ですか でもそんな人っているのですかね、人前ではしっかりしていても本当はひとりで 苦しんでいたり、わりと早くに受け入れてしまったり。 そこでいつまでも人の前で泣き言を言っている人を弱い人と言ってしまっては...

View Article

告知

また告知について書かせてもらいます。 先日、幸代を看取った医者といっても友人ですが、告知について話をしました。 おやぢ 「おい、お前は告知というものをどう考える。」 先生  「告知か、俺は以前は告知に反対だったが、今は患者に必ず告知している。      でもお前な、たいがいの医者が余命の告知はしていないぞ、患者や家族に      あとどれくらいかと聞かれるから、過去のデータではこうですと答えて...

View Article


夏休み

長かった地獄のような夏休みもやっと終わり、どうにか一息つけました。 休み中は娘は部活やボランティア活動・職場体験などでほとんど家にいないで、息子まで ペースを崩されたのか、みょうに私に突っかかって来ました。 娘は弁当持ちで部活やボランティア活動に行ったり、午後出かけるからお昼は何時までに 済ませたいとか、いろいろ注文を出してきて、店のお客さんとの時間の掛け合いが...

View Article

やっと一息

6月末から、西蔵に頼まれて地元の高校の同学年全体の同窓会を、代表幹事として 引っ張ってきました。 まず日程を9月14日と決めて、お手伝いしてくれる方を見つけ、場所や金額などを 勝手に決めさせていただいて、人集めを始めました。 それと並行して一周忌の準備も始まり、私の頭の中はめちゃくちゃになっていました。 名簿も何もないクラスがあったりしましたが人と人のつながりで大勢の方が来て...

View Article

魂と魂のぶつけあい

先日の同窓会の時に西蔵とはあまり話す機会がなく、もっとも西蔵とはいつでも 話せるから、あえて近寄らなかったのですが、3次回になってやっとゆっくり話せました。 酒がまわったせいか西蔵が、お前にはまだ話してはいなかったが実は俺と幸代さんは 物凄い魂のぶつけあいをしていたのだぞと言ってきました。 要は幸代のこんなに苦しいのならもう死んでもいいという気持ちと、西蔵のなんとか...

View Article


遺族年金

あるところで遺族年金というものがあることを知りました。 いろいろ調べてみると、もしかしたら子供たちが給付の対象になるかもしれない 市役所で社会労務士の無料の相談会をやっているという情報をつかんだので 行ってみました。 非常に珍しいケースですね、でも貰える可能性が高いからとりあえず社会保険庁へ 行ってごらんよとアドバイスしてくれました。...

View Article


システム化

今の世の中、企業であれ役所であれ組合であれ、大勢の人が動くところは しっかりとしたシステムが構築されています。 それはそれで素晴らしいことなのですが、どこの場所でもそのシステムが邪魔を してしまうということはあるのではないでしょうか。 人のために良かれと思いせっかく構築したシステムが人を苦しめていく 大多数の方には満足を与えるのですが、中には苦しみを与えてしまうシステムとは 何なのでしょう。...

View Article
Browsing latest articles
Browse All 30 View Live